任意整理による車のローンの審査への影響
1 任意整理をすると信用情報に傷がつく
借金の滞納の状況は、多くの場合、CIC、JICC、全銀協という信用情報機関に登録されています。
滞納等が無ければ何も記載されませんが、クレジットカードの未払い等があると、滞納した日付や借入金額等が掲載されます。
任意整理を行うと、対象のクレジットカード会社について、今までリボ払いやキャッシングで滞納が無かったクレジットカードについても、借金の総額が登録されます。
また、消費者金融についても、任意整理をすると借入の総額等が登録されます。
ローンの審査の際には、この信用情報を確認されます。
2 任意整理のローンの審査への影響
ローンの審査では、収入、勤務先、家族構成、信用情報など様々な情報を考慮して融資の判断を行います。
貸したお金がちゃんと返ってくるかを審査するのです。
一例として、以下のような判断をします。
- ・収入が多い
- →返済される可能性が高い
- ・勤務先が大企業
- →収入が安定しているので、返済される可能性が高い
- ・正社員
- →収入が安定しているので返済される可能性が高い
- ・2年の契約社員
- →2年間は収入があるが、3年目以降は返済が滞るかもしれない
- ・4人家族で共働き
- →支出は多いが、共働きで収入が安定
そして、信用情報に借金の登録がされていると、「借金をしたうえで返済ができなくなった」=「自社が貸した借金も返済が滞る可能性がある」という判断をされる可能性があります。
そのため、信用情報への登録は、ローン審査には大きなマイナス要因になります。
3 任意整理の車のローンの審査への影響
信用情報に登録されているからと言って、必ずしもローンの審査がおりないわけではありません。
単に借金を滞納している場合と違い、任意整理は弁護士等が介入して分割返済の約束を取り付けているため、収入に鑑みて無理のない返済を続けているのであれば、むしろ車のローンも安定して返済が可能と判断される可能性もあります。
また、車のローンは、車両に所有権留保をつけることが多いです。
車をローンで購入しても、所有権は販売店やローン会社に残るため、支払が滞った場合は車を引き揚げて売却し、売却代金をローンの返済に充てます。
そのため、無担保の融資よりも、ローンの回収可能性は高いため、任意整理後でも審査がおりる可能性は0ではないです。
























