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弁護士法人心 千葉法律事務所

障害年金の金額

  • 文責:所長 弁護士 白方太郎
  • 最終更新日:2022年7月1日

1 年金額は年金の種類、等級によって様々です

障害年金は、障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金の3種類があり、また、障害の重さによって等級が1~3級と区別されています。

障害年金の金額は、この年金の種類、等級によって違いが生じます。

2 障害基礎年金の金額

障害基礎年金の年金額は、国民年金法33条に定められています。

同条では、「障害基礎年金の額は78万0900円に改定率を乗じた額とする」とされています。

改定率は、毎年の物価指数の比率から国が定めています。

また、障害等級1級の場合は、この額の125%に相当する金額とすると定められています。

なお、障害基礎年金では等級は1級、2級だけで、3級はありません。

現在(2022年度)の障害基礎年金の金額は下記の通りです。

障害等級1級 972,250円+子の加算

障害等級2級 777,800円+子の加算

「子の加算額」とは、生計を維持している年金受給者に、18歳未満の子がいる場合に加算されるものです。

2人目までの子については、1人につき年223,800円の加算、3人目以降の子は1人につき74,600円が加算されます。

3 障害厚生年金の金額

障害厚生年金の金額は、厚生年金の加入期間、平均標準報酬額によって、異なります。

ただし、厚生年金は国民年金の2階部分にあたるものですので、基本的には障害基礎年金を下回ることはありません。

基本的な計算式は以下の通りです。

障害等級1級 報酬比例の年金額×1.25+配偶者加給年金(223,800円)

障害等級2級 報酬比例の年金額+配偶者加給年金(223,800円)

障害等級3級 最低保証額583,400円

上記の計算式にある配偶者加給年金とは、障害年金受給者に生計を維持されている65歳未満の配偶者がいる場合に加算されるものです。

障害厚生年金では、少し軽い障害等級3級の認定基準を設けており(労働に著しい制限を受ける障害)、3級に認定された場合には、最低保証額583,400円を受給することができます。

加えて、障害厚生年金では、さらに軽度の障害の場合でも障害手当金という一時金が支給されることがあります。

障害手当金の最低保証額は116万6800円です。

4 障害共済年金の金額

共済組合に加入されている方が受給できるものです。

受給年金額は、障害厚生年金での算定方法と同様の計算式で計算されます。

5 障害年金の受給手続は専門家にご相談ください

上記のように、障害年金はその種類と等級によって、受給できる金額が変わってきます。

金額の算定方法は、障害厚生年金、障害共済年金では特に複雑です。

どの障害年金が受給できるのか、金額はいくらくらいになるのか、手続きはどうすれば良いのかなどについてお悩みの方は、ぜひ法律の専門家にご相談ください。

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