千葉で弁護士をお探しの方はお気軽に!

弁護士法人心 千葉法律事務所

交通事故の慰謝料はいくらぐらいなのでしょうか?

  • 文責:所長 弁護士 白方太郎
  • 最終更新日:2021年3月24日

1 慰謝料の種類

交通事故に遭ってけがをしてしまった場合、その精神的苦痛を補填する「慰謝料」を請求することができます。

そして、けがをした場合の慰謝料には、「傷害慰謝料」と、「後遺障害慰謝料」の2つがあり、種類によって額や計算方法が異なります。

2 傷害慰謝料

⑴ 傷害慰謝料とは

傷害慰謝料とは、事故被害者がけがをし、一定期間入院または通院により治療をしなければならなくなってしまったことに伴う精神的苦痛に対する賠償金をいいます。

「けがをしたけれど、病院への通院が大変なので通院はせず、家で湿布を貼って休んでいました。」という場合は、そもそも事故によりけがをしたことの証明すらできず、傷害慰謝料が支払われない可能性があるので注意が必要です。

⑵ 算定方法

傷害慰謝料の算定方法は、①自賠責基準、②任意保険会社基準、③裁判所(弁護士)基準、のそれぞれの基準により異なります。

①自賠責基準の場合、入通院1日あたり4300円(2020年3月31日以前に発生した事故の場合は4200円)として、治療期間(事故から完治日または症状固定日まで)の全日数と実通院日数(入院日数+実際に通院した日数)×2のどちらか少ないほうを掛けたものが慰謝料となります。

ただし、自賠責から支払われる額は、治療費や交通費、休業損害など他の項目と合算して120万円となります。

②任意保険会社基準の場合、ほとんどの任意保険会社基準は詳細な算定方法を明らかにしておらず、その計算方法もそれぞれです。

被害者の方へ提示される賠償額も、上記①自賠責基準とほぼ同じ金額か、「弊社基準により計算いたしました。」と書かれているのみで自賠責基準よりほんのわずかに高い程度のことが多いようです。

③裁判所(弁護士)基準の場合、「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」(いわゆる「赤い本」)という本の表をもとに計算します。

ごく例外的なケースを除き、この基準によって計算したほうが、上記①自賠責基準や②任意保険会社基準より傷害慰謝料の金額は高くなります。

3 後遺障害慰謝料

⑴ 後遺障害慰謝料とは

後遺障害慰謝料とは、交通事故によるけがが後遺障害として残ったことに伴う精神的苦痛に対する賠償金をいいます。

ここでいう後遺障害とは、一般的な意味での後遺症ではなく、自賠責によって後遺障害と認定されたものをいいます。

⑵ 算定方法

後遺障害慰謝料の算定方法も、①自賠責基準、②任意保険会社基準、③裁判所(弁護士)基準、のそれぞれの基準により異なりますが、後遺障害慰謝料の金額が後遺障害の等級によって変わる点は同じです。

①自賠責基準の場合、例えば14級の場合は75万円、12級の場合は224万円と決められており、等級が上がる(数字が小さくなる)ほど金額が上がります。

②任意保険会社基準は、傷害慰謝料と同様にその基準の詳細は明らかではありませんが、①自賠責基準と同額であることが多いようです。

③裁判所(弁護士)基準の場合、「赤い本」で例えば14級の場合110万円、12級の場合290万円とされており、①自賠責基準や②任意保険会社基準と比較して高額になっています。

  • 電話法律相談へ
  • 選ばれる理由へ
  • 業務内容へ

弁護士紹介へ

スタッフ紹介へ

お問合せ・アクセス・地図へ

お問合せ・アクセス・地図へ