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弁護士法人心 千葉法律事務所

交通事故によるけがのために通院中、通院先を変えることはできますか?

  • 文責:所長 弁護士 白方太郎
  • 最終更新日:2022年10月7日

1 はじめに

変えることができますが、もとの主治医からの紹介状を取得することや、保険会社への連絡をして承諾を得ることなどの注意点があります。

通院先の変更について、最初に搬送された大きな病院から、自宅や職場近くの病院に移る場合、転居などのためやむを得ず変更する場合、主治医との相性がよくないなどの理由により変更する場合などがあると思います。

通院先の変更の際、以下にお伝えすることに留意していただければと思います。

2 できる限り、同一の医療機関に通った方がよいこと

交通事故の治療の多くは、すぐに終了する場合もありますが、多くの場合は、数か月以上の期間を経て、治療終了となるのが一般的です。

この間、主治医としては、症状の変化を見極めながら、対応していくことになるわけですが、途中で通院先を変えてしまうと、新たな医師は、従前の被害者の状況について把握していないため、適切な治療をすることができない場合があります。

このため、入院先からリハビリのための病院に転院する場合など、病院間の役割分担に応じて転院する場合は別として、むやみな変更は避けた方が望ましいといえます。

3 転院する場合に必要なこと

それでも、やむを得ない理由により転院する場合は、次の2点を守るようにしてください。

⑴ 前医からの紹介状をもらうこと

前医からの紹介状があれば、限られた範囲ではありますが、次の医師において、従前の被害者の状況について把握した上で、その後の治療を行うことができますが、紹介状がないと、従前の状況がわからず、適切な治療をすることができなくなってしまう可能性があります。

このため、必ず紹介状をもらうようにしてください。

⑵ 保険会社への連絡と同意を得ること(保険会社から医療費の支払を受けている場合)

事故後、事故の相手方の保険会社から医療費を支払ってもらることで通院している場合、保険会社への連絡と同意を得ないで通院先を変えてしまうと、新たな通院先での治療費について、保険会社からの支払を受けることができなくなります。

医療機関及び保険会社は、事故によるけがの治療のための通院であることを確認した上で、医療機関から保険会社に治療費の請求をすることで、保険会社から医療機関に治療費が支払われるわけですが、通院先変更の連絡がないと、医療機関と保険会社との連絡ができないため、保険会社から医療機関への支払ができないことになってしまいます。

一般的には、事故の被害者が保険会社に通院先を伝えると、保険会社が通院先に連絡し、上記の確認と治療費の支払がされることになります。

また、被害者から保険会社に対し、新たな医療機関に対する同意書(診療情報について、保険会社が医療機関に照会することについての同意書)の提出も必要となります。

保険会社の指示に従い、提出してください。

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